夢中で跳ねるあの子と読みかけの本

「事実」を好きという人もいるだろうし、嫌いな人もいるはず。興味のない人だって。アナタが思う「豚の角煮」って、どんな感じ?
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気持ち良さそうに大声を出す彼と突風

「嫌われ松の子一生」というTBSドラマが放送されていましたが、好きだった方もいたと思います。
わたしは、テレビ番組は見ていなかったのですが、中谷美紀の主演で映画が公開されたときに、見に行きました。
考えます。
松子は容量の悪さゆえでもありますが、不運な立場にて生活しながらも、心まで悲観的になりません。
周りから見ると、不幸かもしれないけれど希望を捨てません。
幸せになることに関して、貪欲なんです。
すごく、リスペクトを感じました。
私も幸せになる権利はあるのに、そうなるといけない事のように感じる。
なんていう、謎の状態に陥っていた子どもだった私は、観賞中、明るくなりました。
とても、面白い映画なので、お勧めしたいです。
そして、中谷美紀は、教師を演じても、風俗嬢でも、美容師を演じても、やっぱり綺麗でした。

自信を持って吠える姉ちゃんと冷めた夕飯
私は、アパートで個人的に出来るような仕事して、たまにお声がかかると派遣先に仕事に参加する。
たった、稀にだけど、めちゃくちゃ怠く思えて仕方ない。
こんなに面倒なら引き受けるの辞めてしまおうなど。
声がかかれば張り切るけど、多くの人にはさまれて、プロジェクトで仕事をするのは難しい。
なんて、友達に相談すると、言いたいことは分からなくない、など豪快に笑っていた。

目を閉じて踊る君と突風

過去にものすごく肥満だった時に、どうしても欠かさなかったのがハニートーストだ。
しかも、夜ごはんの後に3枚くらい食べた時期もあった。
さらにそれと同じくして、マッシュポテトに取りつかれてしまい肥満の世界へまっしぐらだった私。
頑張ったダイエット方法が変わったものばかりだ。
例えば、2週間スープダイエット。
これは2週間程同じレシピのスープのみのダイエットだ。
仕事場にまで水筒に入れて持ち運んだという徹底さ。
スープダイエットに断念して、こんにゃくを夕飯に置き換えるというダイエット。
どれも、今の自分には無理。
その後、3年ほどで食事を変えると、気付いたら半分くらいに。
とにかくコツコツとやるのが一番。

陽気にお喋りするあの人と季節はずれの雪
毎年、雨の多い梅雨が気に入っている。
空気はじめじめするし、出かければ濡れるけど。
その訳は、子どもの頃、雨の日に咲いていたあじさいがきれいで、その頃からあじさいが咲くのを楽しみにしている。
長崎出島にて知り合い付き合い始めた、シーボルトと瀧の紫陽花デートの話を耳にしたことがあるだろうか。
オランダ人に紛れ込んで来日してきた、医師のシーボルトが、紫陽花を見ながら「お瀧さんと同じくらい美しい花だ」と言ったそうだ。
雨に打たれながらひっそりと咲くあじさいを見ながら何度も、お瀧さん、お瀧さんとつぶやいた。
それが訛って、紫陽花はおた草と異名を持つようになったらしい。

どしゃ降りの月曜の午前に料理を

知佳子はAさんの事が大好きらしい。
Aさんも知佳子の事を可愛がっている。
Aさんが出張が決まると、知佳子も必ず一緒だし、今回は私も一泊だけ同行した。
この2人は私の事を同じニックネームで呼びかけるし、何か意見を求める時は、とりあえず、私に求めてくれる。
なんとなく目をかけてくれているような感じがしてとっても空気がよかった。

涼しい休日の昼にこっそりと
仕事用で何着か少しだけスーツに似合うワイシャツを所持しているけれど、毎回チョイスするときに何枚も着てみる。
これくらい、かたちに厳しいのも珍しいかと思った。
でも、前回の仕事で、シャツはオーダーでと言っていた方がいらっしゃったので、ビックリした。
けれど、Yシャツひとつでカッコよく見えるのはいいな、と考えた。

ぽかぽかした平日の深夜は微笑んで

隣のご主人が一昨日チヌ釣りに出向いたらしいが、夕方までやっても少ししかあげれなかったらしい。
餌取りがそこらじゅういて、フカセ釣りがしにくかったらしい。
だが大物のの40cm近くが釣れたらしいから、うらやましい。
いつだったか、いただいて新鮮なうちに食べたが大変うまかった。
そんなのが釣れたと知ったら行きたくなるが、すぐには行けないので今度だ。

曇っている週末の午後に歩いてみる
此の程、歴史小説を精読するのはわずかになったが、3年ほど前に北方謙三版の水滸伝に心を奪われていた。
違う作者の水滸伝を見た時は、おもしろく感じることがなく、熱中することはなかったが、水滸伝の北方バージョンを読み進めたときは、夢中になり、読むのが止まらなかった。
労働の昼休みや家に帰ってからの夕食中、入浴中でも読んで、1日一冊ずつ精読していた。
作中人物が人間味あふれていて、凛々しい登場キャラクターがめちゃめちゃ多数で、そういったところに夢中になっていた。

そよ風の吹く木曜の午後に友人と

セミも鳴かなくなった夏の晩。
少年は縁側に座り、スイカをかじっていた。
スイカをかじっては種を庭に吐き出していると、ときには種が飛ばずに、自分の体に落ちる時もあった。
横に置いた蚊取り線香の匂いと、風の無い暑い夜、それとスイカの味。
少年はそれらを感じながら、残りの夏休みはどんなことして遊ぼうか、と夜空を見上げた。

暑い水曜の早朝にビールを
ある夏の午後。
少年は空き地で、アリの行列が死んだ虫をせっせと運ぶところを観察していた。
アリ達はがんばって働いているのだが、虫の死骸ひとつでこんなにもいっぱいの蟻がいたって、無駄なんじゃないかと、少年は疑問を抱いた。
少年は、蟻たちに水をかけたらどうなるだろう、という好奇心がわいてきた。
でも、今回は単純に観察し続けることにした。
暑い夏の日だったので、少年の汗はダラダラと流れ、ポタポタと地面に落ちた。

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